SDGsと投資には関係がある?注目の理由やESGについても解説

SDGsの目標10「人や国の不平等をなくそう」実現するためには?

さまざまな場面で「SDGs」や「ESG」という言葉を目にするようになりました。また、企業においても環境や社会への取り組みなどが注目される機会が多くなってきています。

これは、環境や社会の問題を先延ばしにせず、今すぐに取り組むべき問題として考えられ始めているということでしょう。地球環境について考えることは、これからの私たちの生活だけでなく「投資」を考える上でも重要なポイントになっているのです。

そこで当記事では、今SDGsが注目される理由や投資との関係性、ESG投資についても解説します。

そもそもSDGsとは何?

そもそもSDGsとは何?

最近、SDGsのバッジをつけている人を見かける機会が増えてきました。では、なぜこんなにSDGsについて関心が高まっているのでしょうか。

まずはSDGsとは何か、またESGとの違いについて解説します。 

SDGsは地球上に住む全ての人の目標 

SDGsとは、2015年9月に国連によって採択された「持続可能な開発目標」のことです。貧困や雇用、環境社会などの問題を解決するための17の目標と、その目標を具体的な行動に示す169のターゲットで構成されています。

SDGsは特定の個人や企業ではなく、地球に住む全人類が達成すべき目標なのです。個人としては「エコバッグ」「マイボトル」「レジ袋有料化」などが代表的な取り組みとなるでしょう。

企業でもSDGsへの意識は高まっており、2020年6月に帝国データバンクが調査した「SDGsに関する企業の意識調査」によると、24.4%の企業がSDGsに積極的であることが分かりました。またSDGsの達成への貢献によって向上される企業価値では「企業好感度」が53.3%でトップです。

今後はさらにSDGsへの対応は、企業の社会的評価を向上させる手段としても必須となるでしょう。

帝国データバンク SDGsに関する企業の意識調査

ESGとの違い 

「Environment(環境)」「Society(社会的責任」「Governance(企業統治)」に配慮したESGも、SDGsと同じく、人類の共通課題として国連から生まれた言葉です。根本的には近いものの、両者の違いはSDGsが「目標」であれば、ESGは目標達成の「手段」となります。

例えば、ある企業がプラスチック製ストローの提供を廃止し、紙製に変更したストローを導入することは「ESG」です。そしてその活動を行った結果、SDGsの13番目の目標である「気候変動に具体的な対策を」の達成に貢献することになります。

SDGsが注目される理由

SDGsが注目される理由

前述の通り、SDGsは「世界が一つになって課題に立ち向かうための目標」です。いま世界に存在するさまざまな課題を解決するには、達成不可欠といえるでしょう。

目標を達成することにより、未来を担う子どもの代の世界が、今以上に安全かつ平和に生きていけるようになります。SDGsは現代に生きる人と将来の人に両方にとって達成しなければならない目標です。

また企業においても社会問題解決に取り組むことで、その問題の被害者が救われることはもちろんのこと、企業やその投資家の利益にも繋がります。企業がSDGsに取り組むことで、企業を継続的に成長させ、投資を呼び込みやすくなり、優秀な人材の獲得や従業員のエンゲージメント向上にもつながることが注目される理由といえるでしょう。

SDGsと投資との関係性

SDGsと投資との関係性

SDGsと投資には大きな関係性があることはご存知でしょうか。では、どのように関係があるのか2つの観点から紹介します。

投資家の判断基準となりつつある

SDGsは、投資の世界にも変化をもたらしています。持続可能な社会に向けた取り組みと利益を追求する投資とは関係のないようにも感じるでしょう。

以前からCSR活動を行っている企業はありましたが、投資の観点からは投資リターンと結びつかないと考えられていました。今までは投資を判断する評価材料はあくまで財務情報だったのです。

しかし、財務的な内容だけで長期的に収益を上げていけるか、長く発展を遂げられる企業かを判断するには不十分であると考えられるようになりました。その結果、現在ではSDGsの目標達成のために、ビジネスモデルや環境問題、人権問題などへの取り組み姿勢も投資の判断材料になったのです。

投資家からすると、自分が投資する企業が社会や環境に悪影響を与えていれば、ブランドイメージが低下するだけでなく、業績悪化や人材の流出といった大きなリスクを抱えている企業とも取れます。SDGsへの取り組みの有無が、投資家が投資先として選ぶかどうかの判断基準となってきたといえるでしょう。

商品の企画や開発にもSDGsが影響

地球温暖化などの問題解決には、水素などを始めとするエネルギーの転換が必要となります。そのような仕組みを作り出す技術も、SDGsによってさらに開発が早まるでしょう。

今後企業に求められていることは、大量生産でなく、数十年後も持続可能なサービスや製品を生み出し、社会の支持を得られる経営です。そのためにも商品開発の時点から「サステナブル」の視点を考慮しなければなりません。

つまり、SDGsを視野に入れていかないと、投資家から投資を受けることが難しくなり、企業を存続できない時代が来るかもしれないのです。

SDGsにもつながるESG投資

SDGsにもつながるESG投資

企業が本当にSDGsに取り組んでいるかの評価基準に「ESG」があります。そこでESG投資の概要や金融商品などを見ていきましょう。

プロセスに着目するESG投資

前述の通り、SDGsは取り組みの「ゴール」、ESGはその「手段」です。ESGを意識した企業活動はサステナビリティを向上させ、SDGsの目標達成に貢献できます。

しかし、2030年までに目標達成するには、数百兆円規模で資金が不足しており、不足する資金調達の手段のひとつとして「ESG投資」が注目されるようになりました。

ESG投資の推進が、将来の生活を持続可能なものにします。ESG投資は、すでにグローバルでは投資の主流です。今後日本でも同様の流れとなるでしょう。

ESG投資を後押しする金融商品

最近ではESGに取り組む企業に投資する投資信託やETF、債券などのESG投資を押す金融商品が登場しています。ESG投資を通じて得た資金は、企業の事業活動促進、雇用の創出、新商品開発などに充てることができるのです。

大きな観点で見れば、発展途上国の人々の生活水準向上にも貢献できるでしょう。「社会的」「経済的」のどちらのリターンも目指せるのがESG投資です。

ESG投資の有用な株価指数

では、ESG投資の銘柄を選ぶ際に有効な4つの株価指数を紹介します。

  1. FTSE Blossom Japan Index
  2. MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数
  3. MSCI日本株女性活躍指数
  4. S&P/JPX カーボンエフィシェント指数

これらの指数を組み入れ銘柄は、ESGの取り組みが評価されています。

まとめ

まとめ

SDGsに配慮した取り組みは、個人レベルでの意識も重要ですが「投資」の観点から見ても、近年ますます注目されている取り組みであるといえます。投資家の視点では、SDGsへの取り組みがあるかどうかが、企業の成長性や持続可能性を担保できているかという判断基準につながり、強いては投資判断の基準となるでしょう。

今後はSDGsやESGを意識しない投資は、長期的にリターンを得ることは難しい状況へと変化します。つまり、企業もSDGsやESGの取り組み無しに、企業の存続が困難になる可能性が高いのです。

SDGsやESGの取り組みは世界中のスタンダードとなりつつあります。投資企業の選定では、必ずSDGsとESGへの取り組みを見られるようになるでしょう。

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会員制ビジネスマスターコンサルタント■東京下町生まれ東京育ちの江戸っ子■シングルマザー■元板前出身の異色すぎるウェブ系コンサルタント■20代前半に他人の借金の肩代わりで3億円背負うも持ち前の根性と江戸っ子魂でわずか5年で完済■2007年に現在のビジネスパートナー青柳仁子とHito.co(株)設立■2010年より毎月200万円を売り上げる会員制ビジネスを継続中
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