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会員制ビジネスで参考にしたい成功事例11選

途中まで倒れた黒いドミノ

こんにちは、会員制ビジネスマスターコンサルタントの仲村寿子です。

会員制ビジネスにはとても大きなメリットが存在します。

会員制ビジネスといえば、ジム、フィットネスクラブ、ファンクラブ、ホテルなど、
有料で会員になる仕組みです。

そして今個人や中小企業でも、この会員制ビジネスを展開する人が増えています。

そこで今回の記事では、

●会員制ビジネスの成功事例を知りたい。
●自分のサービスも会員制ビジネスを導入する際、参考になる事例を知りたい
●成功している共通ポイントを教えてほしい。

という方に、会員制ビジネスを導入している

11の企業の会員制ビジネスの成功事例を紹介してまいります。

会員制ビジネスの成功事例11選

 

1・築地魚河岸やっちゃば倶楽部

築地魚河岸やっちゃば倶楽部は、築地魚河岸やっちゃば倶楽部のバイヤーが、北は北海道から南は沖縄まで、うまい魚を求めて全国各地の目利き人や生産者のもとを訪ね歩き

全国各地の生産者から、様々な食材を購入することができることが売りの会員制ビジネスです。

会員に登録すると、美味しそうな写真が満載の食材カタログが定期的に届きます。

魚以外にも肉や野菜、果物など、幅広く取り扱っており、会費は、月額810円(税込)。

旬の食材が食べられ、新鮮なうちに素早く送ってきてくれるなどの理由から、非常に人気があります。

なんといっても、魚屋さんでも会員制ビジネスが出来るというのは、注目すべきところですし、アイデア次第で業種に関係なく会員制ビジネスを取りいれることが可能だということを実証した成功事例といえます。

 

2・スタディサプリ

スタディサプリ(旧名称:受験サプリ)は、リクルートホールディングスの子会社であるリクルートマーケティングパートナーズが運営しているインターネット予備校になります。

自宅で勉強ができるアプリケーションを使い、利用者は自宅のパソコンやスマートフォン、タブレットなどで視聴する形式をとります。

そのスタディサプリには無料トライアル会員と有料会員があります

有料会員は月額980円で、無料トライアル会員との違いは講義を受講できることです。

スタディサプリ小学・中学・高校・大学受験講座をPCで利用する場合は、無料体験期間は14日間です。

無料体験期間を過ぎると自動的に有料会員になります。つまり、15日目からは、有料サービスになり、料金が発生します。

無料体験から有料会員に誘導している、会員制のビジネスモデルになります。

また、無料体験期間中は、有料会員と同じように全てのコンテンツを利用することができますので一度試してみてください。

会員からすると、年額にすると1万円を超えます。

しかし、スタディサプリの最大の『ウリ』は有名講師陣による良質な講座、いわゆる神授業を受けることができるというメリットがあります。

学習塾に通うことに比べるとかなり安価だということで、会員にはお得感を感じさせる工夫がなされています。

 

3・コストコ

コストコは、多くの方がご存知のように、高品質な優良ブランド商品をできる限りの低価格にて提供する会員制倉庫型店です。

本社はアメリカ合衆国のワシントン州シアトル郊外のイサクアにあります。

その仕組みは、再販業者は仕入れ価格を抑え、会員には様々な商品が安く買える仕組みになっています。

その会員になりコストコで買い物をする為には、年額4400円を支払って会員になる必要があります。

つまり、会員制ビジネスの王道といっていいでしょう。

この会員制にビジネスによる利益は、年間3000億円前後であるといわれています。

 

4・AMAZON PRIME

Amazonプライムといえば、月会費は500円でAmazonでの配送料無料、お急ぎ便や日時指定便も無料、毎年7月に「プライムデー」という超特大セールにも参加できます。

また、Prime Readingで無料で本を読む、Prime Musicの音楽が聴き放題、プライムフォトで写真保存が無制限で使用できる。

Amazonプライムのサービスはこれだけではありません。

映画やドラマが見放題になる「プライムビデオ」も人気の1つとなっています。

ひと月に数百円で映画も音楽も本もたっぷり楽しめるということで、ユーザーがお得感を感じるサービスの内容が豊富ありますので、一度利用するとなかなかしにくい仕組みになっています。

 

5・ヤフープレミアム

Yahoo!Japanが提供する月額508円(税抜)の有料会員サービスです。

特徴としては、

●Yahoo!Wi-Fiを使うなら登録必須!
●抽選でコンビニ商品が当たる
●雑誌・マンガが読み放題
●お出かけ時に使えるクーポンが豊富
●ネットショッピングのポイントがいつでも5倍になる
●スマホのデータが容量制限ナシで保存できる
●機能制限ナシでヤフオク出品ができる

など、会員のメリットになる特典が多く、amazon同様、特典を多く設けることにより、継続率を上げる工夫がなされています。

5・DHC

DHCはよくCMで見かける人も多いと思いますが、
健康食品、化粧品、ファッションを取り扱っている会社です。

DHCの場合もランクが設定されています。

割引率は、

6千円以上の毎に

4%の割引
6%の割引、
8%の割引と
2%の割引特典があります。
(最大で10%の割引となる)

ただ、DHCの会員登録は完全無料なので、月額会員制ではありません。しかし、会員向けの割引、ネット限定商品、独自ポイントが貯まるサービスなどを展開していて、割引特典以外にも
化粧品のサンプルサービスや
健康商品やファッションなどカテゴリー毎に特典があり
こうした会員を囲い込むことで、広告などの波及率を高めていくことに繋がっています。

 

6・ドクターシーラボ

ドクターシーラボは会員にランクが7まで設定されています。
そして、ランクごとに割引率が変動する仕組みになっています。

1万円以上で4%の割引
2万円以上で6%の割引
4万円以上で8%の割引と
2万円毎に2%の割引が適用されます。

ドクターシーラボ以外の姉妹ブランドでも、
ランク計測に加算されます。
ですので、このドクターシーラボの会員制の仕組みはランクが落ちにくく、継続率を上げているのが特徴的な戦略になります。

ランクが落ちにくいため
リピート率アップに繋がる戦略です。

 

7・@COSME

ネット上での化粧品の口コミでも有名な@Cosmeは、無料会員と有料会員の2種類を選ぶことができます。

有料会員は、月額308円(税込)がかかります。しかし3,150円以上の購入の際に500円の割引を受けられるクーポン券を受け取ることができます。
500円の割引は毎月発行されるクーポンのため、@cosmeで定期的に買い物をする人にとって、非常にお得な仕組みとなっています。

ドクターシーラボやDHCと同じく、扱っている商品が化粧品という消耗品であり、一定の頻度で需要が発生します。

会費で安定収入を得るだけではなく、リピーターを生み出しやすくするビジネスモデルの戦略になります。

 

 

9・わかさ生活

サプリメント業界品質No.1を目指す、京都に本社のある総合健康企業「わかさ生活」。

特徴は、Webから購入するといつでも5%OFF(※)、全国いつでも送料・手数料無料(※)でお買い物ができるという点です。

また、ランクは6段階あり
定期購入を複数回繰り返すことでランクが上がっていきます。

ランクが上がればその分
割引サービスも適用されるのですが、

それ以外にも定期購入継続中は
全商品が8%の割引となり、

まとめ買いに応じて最大15%の割引が
ランクとは別に適用されます。

ここでも会員の満足度を上げ、継続的にサービスを利用し商品を購入してもらうことで
離脱率を低下させ収入の拡大化に成功しています。

 

10・アテニア

美肌の為の化粧水、美白美容液、乾燥対策などを扱うブランドです。

2回目以降の購入かつ購入金額が5400円以上で
ランクが上がっていく制度です。

アテニアの特徴として、会員の方は割引かポイントの加算するかという選択をすることが可能です。

割引の場合はランクの毎の割引率を購入金額から割引で商品が購入できます。
また、ポイント加算の場合は、ポイント交換商品から交換することが出来ます。

やはり消耗品の会員制は、リピート狙い会員を離脱させない仕組みを構築して
売上を安定させてる賢い商法になります。

 

11・ファンケル

人気の無添加化粧品やサプリメントなどの無料おためしセットで有名なファンケル。

ここの仕組は、前年度の合計金額に応じて
ランクがアップします。

の会社と比べてランクの上昇頻度は緩やかです。

割引率は最大で7%の割引が可能で
それとは別にファンケルのクレジットカード決済で+1%、
オンライショッピンでもう+1%が還元されます。

自社のクレジット決済の強みを生かし、クレジットカードを利用させるよう促すことで、

店舗やオンラインでの購入頻度を分析し

よりお客様に喜ばれるサービスを提供するようできるデータ戦略を活用している事が特徴的です。

まとめ

会員制ビジネスを導入している11の企業の
会員制ビジネスの成功事例を紹介してまいりました。

11の成功例をみると「いかに継続してもらうか」という部分に、様々な工夫が行われていることがわかります。

会員制ビジネスの運営は、このような継続的な価値の提供をしていくことがポイントとなります。

是非、あなたご自身の会員制ビジネスの参考にしてください。

会員制ビジネスを始めたいという方へ

また、これから会員制ビジネスを始めたいという方には、下記の記事が参考になりますので、
チェックしてみてください。

会員制ビジネスの始め方・あなたのサービスを会員制ビジネスに変える方法

会員制ビジネスの根幹となるストックビジネス

さらに、会員制ビジネスの根幹となるストックビジネスについては、下記に記事を参考にしてください。

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