SDGsのため私たちにできること|身近で小さくてもできること7選

クレイアートの地球と手

SDGsは地球上で生活をしているすべての人が取り組むべき目標として設定されています。 しかし、SDGsに関心はあっても、何をすればいいのかわからない人も多いでしょう。 私たちができることには、何があるのか、 身近なことでもSDGs達成に貢献するための方法をご紹介します。 SDGsを達成するためには、1人ひとりの行動が必要不可欠です。できることが始めるためにも、この記事をSDGsへの取り組みの参考にしてください。

SDGsとは何か

SDGsについて学ぶ

まずはSDGsの基本情報について確認しておきましょう。

国連が定めた17の開発目標

SDGsとは、国連が定めた17のゴールから成る「持続可能な開発目標」です。世界共通で取り組むべき国際目標として設定し、達成期間を2015年から2030年までの15年間に定めました。

世界全体でこの目標に取り組むことにより、貧困や差別の問題、見てみぬふりをしてきた環境問題・社会問題に終止符を打つことができるとされています。

ひとつの指標となるESG

貧困や差別、環境といった世界の細かな諸問題を17の達成目標と設定していますが、それらの課題を大きく3つに分類して「ESGの課題」と呼んでいます。ESGはそれぞれ「Environment(環境)」「Social(社会)」「Governance(ガバナンス)」を指し、国連は「機関投資家が企業に投資する際には、ESGの課題を反映しているかどうかを重視するべきである」と提言しました。

つまり、「ESGの課題、ひいてはSDGsへ積極的に貢献している企業が優先的に投資されるようにしよう」と提言したのです。この提言によって、機関投資家の支援を受けたい企業はESGの課題を反映するようになり、必然的にSDGsの達成に貢献することとなりました。ESGは企業のSDGsに対する活動を促進するために必要な指標といえます。

国連推奨「ナマケモノにもできるアクション・ガイド」

ナマケモノ

地球上に生きるすべての人がSDGsの達成に貢献できることを示すため、国連では誰でもできるアクション例として「ナマケモノにもできるアクション・ガイド」を推奨しています。一つひとつ見ていきましょう

レベル1:ソファに寝たままできること

ソファに寝たままできることとして、オンラインの活用をピックアップしています。中でも「公共料金の支払いをオンラインで済ませよう」という提案は、身近すぎて気づきにくいことかもしれません。公共料金をオンラインで決済すれば、振込用紙は必要なくなります。

またオンラインで見つけた情報のメモに、デジタル付箋を利用することも推奨しています。紙の使用量を減らせば多くの森林を守ることができるでしょう。1人が頑張ってもその力は小さいですが、より多くの人が実践することで大きな力になります。

他には電気エネルギーの節約があげられています。先進国の多くは部屋の照明に加えてテレビやパソコンなどがあるので、部屋の照明を消しても意外と明るいものです。もちろん目が悪くならない範囲で、使用する照明は最低限まで減らすことを提言しています。これくらいであれば確かにソファに寝たままでもできそうです。

レベル2:家にいてもできること

普段の生活習慣を少し変えるだけで、SDGsに貢献できることがあります。まずは、前述のとおり室内の電力消費はなるべく控えましょう。食に関しても、できることはあります。肉や魚の生産には植物より多くの資源が使われているので、食べるものも少し変えてみることが推奨されています。食べ物もできる限り冷凍保存をして長持ちさせることで、フードロスの削減につながるでしょう。

他にも、ドアや窓の隙間を少なくしたり、衣類を工夫したりなど、電力を使わず温度調節できないか考えてみてください。古い電化製品を省エネの製品に買い替えてエネルギーの消費を抑えたり、ソーラーパネルなど再生可能なエネルギーの使用に目を向けたりしてもいいでしょう。水の無駄遣いを控えることも、家にいながらできることです。

レベル3:家の外でできること

外出先でできることとして、購入品の選び方について提案しています。もし地方に住んでいるのであれば、地元の生産品や訳あり品を積極的に購入することで地元の企業を応援することができますし、雇用を守ることやフードロスの削減にもつながるのです。

マイバッグやマイボトルの持参を習慣にすれば、レジ袋やコップのゴミを減らすことに貢献できます。

レベル4:職場でできること

職場でできるアクションには、通勤方法の変更や電化製品の見直しなどがあります。 個人でも始められるアクションとしては、車通勤をやめて公共交通機関をつかった通勤に切り替えたり、自転車や徒歩での通勤が挙げられるでしょう。

また、自分が十分な福利厚生を得られているか、労働環境についても見直してください。男性と女性との賃金に差があったり、職場で何かしらの差別があったりしたときは、声を上げる勇気を持ちましょう。

職場でアクションを起こすためには、会社や同僚からの協力が必須となるため、少々ハードルが高いと感じるかもしれません。しかし、できることはあります。職場にある電化製品を省エネタイプに変えたり、普段購入しているオフィス用品をサスティナブルなものに切り替えたりすることを提言してみましょう。

会社や同僚がSDGsの重要性を理解していない場合、なかなか実現できないかもしれません。円滑にアクションを起こすためにも、 SDGsに関することを学んで知識を深め、SDGsの重要性について伝えていく必要があります。 「SDGsに貢献することは企業のイメージアップにもつながる」ということを理解してもらえるようにしましょう。

SDGsのため私たちにできること|学生編

学生

これからの未来を担う学生にこそ、SDGsへの理解を深めて、普段から何か貢献できることはないか考えながら行動をして欲しいものです。学生であってもSDGsのためにできることを簡潔にまとめました。

小中学生でもできること

まずはSDGsについて知ることが大切です。SDGsへの理解と知識を深めること自体がSDGsへの貢献につながります。SDGsは世界中のすべての人が取り組むべき課題です。そのためには多くの人がSDGsについて知らなくては何も始まりません。

SDGsの認知度はまだまだ低いのが現実です。SDGsを理解すること自体が貢献へとつながります。

高校生でもできること

高校生であれば、SDGsについて考えるきっかけづくりのために開催されているイベントに参加してみましょう。 SDGsを広めるためにも役立ちます。2018年までは国連広報センターと上智大学が主催する「持続可能な開発目標(SDGs)学生フォトコンテスト」もありました。

イベントに参加してSDGsについて理解を深めたら、普段からマイバッグを持ち歩く、地産地消を心がけるなど自分でできることから始めてみましょう。

大学生でもできること

SDGsについて知ることはもちろん、SDGsの認知拡大に貢献するとともに、生活の見直しをしましょう。1人暮らししているなら、電気を節約したりフードロスの削減に貢献したり、できることから始めます。生活費も節約できるので一石二鳥のアクションです。

他にも、SDGsの取り組みなどを見つけたらSNSでシェアする、関連するイベントがあれば積極的に参加してみるなど、できることから取り組みましょう。

SDGsのため私たちにできること|家庭編

食材選び

家庭でできるSDGsの取り組みにはどのようなことがあるのでしょうか。すぐに取り組めることをご紹介します。

買い物の見直し

日本では毎年約600万トンの食べ物が捨てられているという調査報告があります。世界食糧基金が定める世界全体の食料援助量の約2倍ともいわれており、日本でのフードロスを減らせば、世界の貧困地域に援助できる食料を増やせるかもしれません。

食品ロスのうち約280万トンは家庭から発生しているとされ、4人家族の1世帯でも毎年約6万円もの食べ物が捨てられていると推計されています。フードロスをなくすためには買いすぎないこと、買ったものは冷凍保存などしてできる限り日持ちさせること、訳あり品を積極的に購入するなど、買い物に工夫をしてみましょう。

参考:環境庁

資源やエネルギーの節約

家庭でできるアクションとして、電気の節約、家電を省エネのものに買い替えるなど根本的なエネルギー削減などが挙げられます。窓やドアの隙間をふさいだり、断熱フィルムを設置したりすることも、空調設備の運転効率を改善するので省エネにつながるでしょう。

またファッションアイテムや日用品の購入にはサスティナブルなものやリユース品を選べば、地球環境にもやさしく資源も節約できます。

SDGsのため私たちにできること|職場編

職場環境

職場でできるSDGsの取り組みをまとめました。

雇用条件を見直す

基本的な雇用条件を見直してみましょう。労働者が受けるべき権利を行使できているか、企業側の雇用条件に不足がないかを確認してみてください。

日本では、 年次有給休暇を毎年必ず5日はとることが 2019年に義務化されました。厚生労働省の調査によると、その背景には有給休暇の取得率が全体で約5割だったという実情があります。有給休暇をとることは労働者のメンタルや体調を調整し、仕事の生産効率を高めることにつながるとされています。

そもそも政府の有給休暇取得目標は7割です。それが5割にとどまっている要因は、周りに迷惑をかけてしまうことや職場が休暇を取りづらい雰囲気になっているなど、有給休暇の取得にためらいを感じている人が大半であることがわかりました。

義務化により企業側から有給休暇の取得を労働者に促し、必ず有給休暇を取得できるようにしたことは、 誰もが健康的な生活ができる環境づくりといえるでしょう。引いてはSDGsへの貢献につながっているのです。

参考:厚生労働省

職場の状態を見直す

日本でもジェンダー平等が叫ばれていますが、世界経済フォーラムが2019年12月に公表した「Global Gender Gap Report 2020」によると、日本のジェンダー・ギャップ指数は153か国中121位です。前回は149か国中110位だったものが、さらに順位を落とす結果となりました。

世界基準で見ると、日本はまだまだ男女の差別が激しく、男女の賃金の違いや女性の労働環境など、見直すべき点は多いです。「女性だから」「男性だから」という考えが職場でも浸透していないか、アンテナを張ってみるといいでしょう。

参考:男女共同参画局

まとめ

小さな一歩から

SDGsのためにできる身近なことをまとめました。日常生活のほんの小さなことでも、1人ひとりが意識すればSDGsの達成につながることは多いです。

まずは自分でできる小さなことからスタートし、徐々に周りを巻き込んでいけるようになれば、日本のSDGs達成率も上がっていくことでしょう。是非意識してみてください。

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会員制ビジネスマスターコンサルタント■東京下町生まれ、育ちの江戸っ子■シングルマザー■元板前出身の異色すぎるウェブ系コンサルタント■20代前半に億単位の他人の借金を背負うも3年で完済■2007年に現在のビジネスパートナー青柳仁子とHito.co(株)設立■2010年より毎月200万円を売り上げる会員制ビジネスを立上げ継続中■個人起業向け会員制やサブスク、仕組み作りでは300名以上の受講生を指導し安定収入を手にする受講生続出中■理念は「共感、共存、共創」できる起業家を世界中に排出すること
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