ビジネスにおいて、安定した売上や利益を確保していくことは最重要課題であり、その対策は最優先をしなければなりません。
そのための対策として、「継続課金モデルビジネス」が注目を浴びています。
継続課金モデルは、従来の売り切り型のビジネスと比べ、毎月一定の売り上げが確保できるのが魅力です。
しかし、現在取り扱っている商材では継続課金モデルの導入は難しいと考えている経営者の方も多い現状があります。
そこでこの記事では、
継続課金ビジネスモデルの仕組みを知りたい。
継続課金ビジネスを既存のビジネスで実行できるのか
継続課金ビジネスの成功ポイントを知りたい
という方に向けた内容となっています。
あなたのビジネスに継続課金ビジネスモデルを導入可能かどうかの参考にしてください。
目次
継続課金ビジネスとは
継続課金ビジネスモデルで一番ピントくるのがガス、電気、水道などの公共料金です。
利用者に商品やサービスを利用し続けてもらい、その代金や使用料を定期的に課金し続ける
というビジネスが継続課金ビジネスになります。
継続課金ビジネスの代表例はスマホ
支払い方法は、銀行引き落としやクレジットカードからの引き落としなど、毎月決まった期日に引き落としされます。
引き落としではなくても、サービスを利用するには決まった期日までに支払うことが必要となり、入金しなければ利用できなくなります。
特にスマホや携帯という場合、今の社会では必要不可欠ですので未入金リスクは低くなり安定した利益を確保できます。
利用者は継続的に支払いを行い、企業は継続的に収入があります。
こうした継続的な収入が見込めるモデルが継続課金モデルと呼ばれるものです。
ですので、
スマホやインターネットのプロバイダー、健康食品の定期購入やウォーターサーバーなど、
商品を定期的に届けてもらうサービスも継続課金ビジネスという事になります。
ホリエモン(堀江貴文氏)も継続課金ビジネスモデルを推奨
ホリエモンこと堀江貴文氏も、スタートアップする際に「成功しやすいビジネスモデル」の条件として、
・在庫がない、あるいは少ないこと
・利益率が高いこと
・継続課金できること
と継続課金のビジネスを推奨しています。
大企業も参入しているサブスクリプション
大企業も継続課金ビジネスを既存のサービスに積極的に導入し利益を上げています。例えば、アマゾン、ドロップボックス、アドビー、ガリバー、アップル、ソニーなど。
特徴は消費者にとっては便利。そして企業にとっては継続的な収益をもたらすサブスクリプション。
その成功ポイントは、顧客との長期的関係です。
いままでのビジネスモデルであるモノを「売って終わり」ではなく、利用し続けてもらうため、「価値の育成」や「カスタマーサクセス」の観点をもったビジネスを展開することで大きな利益を上げています。
既存のビジネスに継続課金ビジネスモデルの導入を検討
大手も導入し利益を上げている継続課金ビジネスを、自社の既存の事業モデルに継続課金ビジネスを導入できないか検討し、導入することで、その後の経営の安定化を図ることが出来ます。
「定期販売」や「継続課金」というのは、毎月入ってくる安定的に収入なので経営・財務の最大のリスクをカバーすることができます。
特に個人でビジネスをしている方は、自身の趣味や知識を活かしたコンテンツ販売、また個別のコンサルティングなどのサービス提供をしている人であれば、そこから先に継続課金型を組み合わせることで安定した収入源を確保することが可能になります。
継続課金ビジネスを成功させるポイントは継続率
先ほどもお伝えいたしましたが、携帯やスマホなどの場合、これがないと日常生活に支障をきたすというくらい日常生活に現代社会に浸透しています。
携帯電話やスマホなどの継続課金ビジネスを参考にして、違うサービスの商品でこの継続課金モデルを利用したいという場合のポイントは3つあります。
- 必要不可欠な商品やサービス
- 継続して支払いやすい金額の設定
- 解約されないためにはどうすればいいのか
などをよく考えておくことが必要となります。
まとめ
ここまで継続課金ビジネスについてお伝えしてきました。
2019年、特に注目を集める継続課金ビジネス。ビジネスモデルとしてのメリットや成功のポイントをご理解いただけたでしょうか。
特にこれから新しく事業を起こしたいと考えている方は、継続課金ビジネスを検討してみてください。