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モチベーションを心理学で見る!思考と行動と自信・3つのポイントを解説します。

モチベーションを心理学で見る!思考と行動と自信・3つのポイント

<この記事で分かること>
・モチベーションには「自己効力感」が大事
・自己効力感は強い思い込み
・成功者は根拠のない自信を持っている
・根拠のある自信は弱い
・モチベーションをコントロールするのは自分しかいない

モチベーションは人間のさまざまな感情によって上下し、常に変化します。その心理とはどういうものなのでしょうか?
「心理学」というと、難しいイメージを持つ人も多いでしょう。確かに人間の気持ちや考えていることは人それぞれで、簡単には分かりませんし分かったら怖いですよね。

自分の気持ちとモチベーション次第で、「良くも悪くもなる」のが人生。

周りの環境ももちろん影響する一つの要素ですが、結局のところ何をするにしても「自分の心」が決めるのです。

この記事では、そんなモチベーションを心理学で見ていきます。人の思考と行動と自信の関係はどのように結びついているのか?お話します。

モチベーションとは

「モチベーションを高める」「モチベーションが下がる」など、モチベーションは日常生活の中でやる気という意味でつかわれる機会が多く見られます。

しかしモチベーションはもともと心理学の用語で、「人が目標に向かって行動する要因」を表します。

モチベーションは英語で動機づけという意味ですが、2つの特徴があります。

一つ目は、目標や対象に向かって頑張るやる気のことです。

二つ目は、目標に向かう過程で行動を止めずに、持続することです。目標達成の途中では、大変なことや誘惑が出てくることがありますが、モチベーションにより行動を継続することができます。

動機づけは2種類ある

モチベーションは大きく分けて、「内発的動機づけ」「外発的動機づけ」の2種類あります。

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

内発的動機づけとは

内発的動機づけとはその名の通り、興味や関心などその人の内側から生まれるものです。

例えば自己実現や自己成長などが該当し、資格取得や勉強会に参加するなど自発的に考えて行動します。

やる気は自分の内側から生まれるため、外部や誰かにやる気を引き出してもらう必要がありません。

外発的動機付けとは

外発的動機づけでは、その人の行動はご褒美を得るためなどの外的の働きかけや強制力により行われています。

例えば、お金が欲しいといった報酬を得るため、罰を回避するため、義務を果たすためなどが該当します。

それぞれの特徴

外発的動機づけは、目標や仕事に対して興味や関心がない場合でもやる気を引き出すことができます。

また、相手のやる気を引き出す手段として明快で分かりやすい点もあげられます。

外発的動機づけをきっかけとして、内発的動機づけにつながる可能性もあります。

外発的動機づけはこれまでも多くの場面で使われており、ビジネスでは社員の働く意欲を高めるために良い成績の人には高い報酬を与える成果主義が導入されています。

ただし外部的動機づけは、常に外部や誰かにやる気を引き出してもらう必要があり、長続きしにくい特徴があります。

さらに報酬を得た時点でやる気が消えてしまい、一度得た報酬では満足できなくなってしまうケースもあります。

一方内発的動機づけは、外発的動機付けに比べて強く、持続力があります。

しかしその人の興味や関心の高さに左右され、マネジメント方法は明確ではありません。

モチベーションには「自己効力感」が大事

モチベーションには「自己効力感」が大事

人はモチベーションを上げたり保ったりするために、さまざまなことを考えイメージし行動します。

そのモチベーションを高めるために必要なのが、「自己効力感」です。これは何かをするためにはとても大事な要素なので、紹介します。

自己効力感とは?

自己効力感とは、「自分はできる」「乗り越えられる」といった感情、簡単にいうと「自信」のようなものです。

これはカナダの心理学者「バンデューラ」が唱えたもので、それぞれの状況や場面における可能性の認知のこと。

この自己効力感が高いと、困難な状況においても乗り越えられあらゆる成果や結果、成功をおさめやすくなります。

逆に低いとすぐにあきらめたり、自己否定や無気力といったネガティブな言動に伴い、人生が楽しくなくなります。

ちなみに、自己効力感に似た言葉として、「自己肯定感」がありますがその違いは、

  • 自己効力感は「自分の能力に対しての認知」
  • 自己肯定感は「自分の存在価値への認知」

として使われる言葉です。

自己効力感は強い思い込み

自分の能力に対して、強い思い込みをすることが行動に結びつき結果につながります。

歳や男女に関わらず、成功や失敗に深い関わりがあるのが、この自己効力感です。

それでは自己効力感が低い人と、高い人ではどのような違いがあるので解説していきます。

自己効力感が高い人

・トラブルや逆境に強くなり乗り越えることができる
・目標や目的を達成しやすい
・モチベーションを高く保つことができる
・難しいことにもチャレンジできる
・人間関係を良好にすることができる
・自分の感情や行動を自由にコントロールすることができる
・失敗と思わなくなる(失敗しづらくなる)

自分の能力を信じ「できる」と強く思いこむことで、困難なことにもチャレンジでき、目標に向かってモチベーションを高く保ったまま突き進むことができます。

その結果、成功や結果を出しやすいのです。強い気持ちは人を強くします。

自己効力感が低い人

逆に自分の能力を信じられず「どうせ、できない」と考えてしまうと、そもそもやる気が起きずモチベーションも下がる一方です。

・どうせ、自分にはできないなどすぐにあきらめやすい
・自己否定しやすい
・言い訳が多い
・人のせいにしやすい
・モチベーションが上がらず、上げようともしない
・チャレンジ精神がない
・劣等感をもつ
・何事もやる気がでず、行動しても失敗しやすい

そんな状態では何をやっても成功はおろか、最後まで続けることもできず途中で投げ出し、あげくのはてに「自分ができないのは〇〇のせいだ」などという責任転換をすることにもなりかねません。

弱い気持ちは自信をなくします。

成功者は根拠のない自信を持っている

 

成功者は根拠のない自信を持っている

世の中の成功者と呼ばれる人に成功のきっかけを聞くと、「根拠のない自信があった」という言葉がよく返ってきます。

なぜかわからないけど、自分にみなぎる自信があるんですね。

 

「まだやったことがないからわからない」

「実力がないからできません」

 

と自分に自信がなく、最初からやろうともしない人。

 

「やったことがないから分からないけど、やってみなくちゃ分からないからやります」

「実力?そんなのはやってから後からついてくるものでしょ。つべこべ言わずにやろう」

 

という人。

どちらが成功すると思いますか?圧倒的に後者です。

こういった根拠のない自信を持っている人は、精神的にも強く逆境にも負けません。

そして常に自分に自信を持って行動するため、周りにも頼りにされやすいです。実際に結果を出している人も少なくありません。

例を挙げると、ソフトバンクの孫正義さんは、「最初にあったのは夢と、そして根拠のない自信だけ。

そこからすべてがはじまった」と話しています。

今や世界的な富豪でもあるソフトバンクの孫さんも、最初は根拠のない自信から始まったんですね

成功者のこういった言葉は、これから何か始めようとしている人に、勇気を与えてくれます。

根拠がない故にネガティブからポジティブにすぐに変えられる

根拠がないということは、何も確たる証拠がないということ。形のないもの、つまり自分自身を信じるということです。

ネガティブな気持ちは自分次第で変えられますので、すぐにポジティブに変えられます。

どうしても人間は、形があり実際に自分で見て感じて触ったものしか信じないという人が多いです。

ですが、強く信じることでその物事を自分が作ったり叶えたりすることができます。つまり自分が証拠を作っていけばいいのです。

強く自分を信じられる

根拠のない自信は、説明のしようがない自信です。
だから余計に自分を強く信じられるのです。そのものを知らずやったことがないもの程、強気で挑む必要があります。

初めて挑むことには最初からその人にとって、知識や具体的な根拠などありません。

成功者でも初めは初心者です。

自分を信じ、一から何も知らず勉強しながら行動した結果、一つずつ目標を達成していきます。

その先に成功があるのです。自分に自信を持つことは、最強のモチベーションアップ方法ではないでしょうか。

他人の評価を気にしない

根拠のない自信があると、他人の評価を気にしなくなります。なぜなら、「自分はやれる、誰がなんといおうとやる」という自信があるから。

他人がどう思おうと、今自分のやっていることを信じて前だけを見て行動すれば、おのずと結果はついてきます。

人の目や意見ばかりを気にして、何もやらずできず同じ場所で足踏みしていては、人生が楽しいわけがありません。

今を生きる、そしてこれからの未来を生きていきのは、他の人ではなく、自分だからです。

根拠のある自信は弱い

逆に根拠のある自信とは何でしょうか。

それは「自信がある物事の理由をきちんと説明できる」というもの。

確かな実績や証拠がある物事のことです。根拠があるものは確かに説得力があります。ですが、その証拠や確証が覆されたときや、変更されたときは一瞬で今までの自信が崩されてしまうのが弱点です。

逆にいうと、その証拠がないと自信が持てないということになります。人間は「良い思い込みが大事」ですので、これでは持続性に欠けますよね。

そうなるとやはり強いのは、これから確証を作っていこうとする根拠のない自信なのです。

モチベーションをコントロールするのは自分しかいない

モチベーションをコントロールするのは自分しかいない

生きていく上でモチベーションをコントロールすることは、その後の人生を左右すると言っても過言ではありません。

自分に自信を持つこと、周りの評価を気にしないこと、あきらめないこと、こういった気持ちが大事なのです。

仕事にしても、恋愛にしても、趣味にしても何事にも当てはまります。

「自信」とは「自分を信じること」です。自分が自分をコントロールしなければ人は生きていけません。

これから何かを始めたいと思っている人、自分に自信がなくて悩んでいる人に、少しでも考え方を変えれば自信が持てるということを知ってほしいです。

そこで、下記の記事では、簡単にモチベーションをアップする5つの方法をお伝えしてますので、ぜひ、参考にしてください。

モチベーションアップに効果的な5つの方法【簡単なのでやってみてください。】