新たなビジネスを探している方の中には、オンライン教材を掲載・販売できるサイトを探している方もいるのではないでしょうか?特定の分野について知識を持っている場合には、講師としてサービスを提供することで報酬が得られます。早めにオンライン教材の販売に着手すれば、ビジネスチャンスを逃すこともないでしょう。
今回の記事では、
- 自分でもオンライン教材を販売したい
- 知識やノウハウを活かして、ビジネスを拡大したい
- 自宅にいながら稼ぎたい
という方に向けて、オンライン教材を掲載・販売できるサイトをご紹介します。
各サイトによって特徴があるので、自身が販売する教材との相性や活用シーンをイメージしながら読んでみてください。
目次
ユーデミー(Udemy)
サービスの紹介・特徴
ユーデミーは、アメリカ・シリコンバレー発祥のコンテンツ販売プラットフォームです。コースは教育や自己啓発、デザイン、財務会計と豊富に取り揃えられており、その数は10万以上に及びます。
世界最大のコースラインナップと言えるユーデミーは、動画配信により講座を理解しやすく、知りたい知識をピンポイントで検索して学べる点が魅力です。海外教材も販売されているため、新しい情報をいち早く取り入れたい積極的なユーザーも好むサイトと言えます。
定期的にセールを行っていることから、世界で5000万人と多数の利用者がいるサイトです
費用
ユーデミーでは、無料で講師登録が行えます。講師登録や講座公開時に手数料が発生せず、購入された時だけ売上を講師(サービス提供者)とユーデミーで分配します。講師になるための費用は一切かからず、好きなだけコースを作成して販売できる点は大きなメリットと言えるでしょう。
ユーデミーとの収益分配は日本の場合、管理手数料が4%発生するため、96%が収益となります。アプリでの売り上げなど、収益の発生先によっても手数料は変動します。
ユーデミーがおすすめの人や活用シーン
ユーデミーは国内外を問わず、多様なオンライン教材を販売しています。プログラミングや法務や会計など、様々なジャンルを販売できるため、複数の領域でビジネスを展開している人にとっては有利に働くでしょう。
講師登録やコース作成が無料でできるため、少ない費用で教材の販売ができます。また、ユーデミーの受講生は積極的に知識を求める方が多くいるので、コミュニティーを作りたい方にも向いています。
ティーチャブル(Teachable)
サービスの紹介・特徴
ティーチャブルは、世界各国を対象にオリジナル講座やウェブサイトを作成できる海外のプラットフォームです。パソコンやスマホなどの機器で誰でもオンラインスクールを届けられるため、アカウントを作成すれば講師として簡単にスキルを提供できます。登録や学習コースの作成、受講生とのやり取りや報酬の支払いは、すべてオンラインで完了します。
配信コンテンツはビデオ、画像、テキスト、音声、PDFファイルなどのあらゆる種類に対応可能です。販売したい教材を用意すれば、すぐにでも自分の技術やノウハウを提供できるでしょう。
費用
ティーチャブルでは初期費用なしで、スクールを開講できます。登録無料でコースを作成できるため、オンライン教材の販売が初めての方もチャレンジしやすいでしょう。
有料プランはベーシック・プロフェッショナル・ビジネスの3種類があり、中でも機能性と価格のバランスに優れた「プロフェッショナル」が人気です。
ティーチャブルがおすすめの人や活用シーン
ティーチャブルは、小さなビジネスモデルにも利用しやすいオールインワンの学習プラットフォームです。ティーチャブルでは、ビジネス要素の強い教材から個性的でクリエイティブな講座までを配信しています。
ライティング講座やドローンパイロットの育成講座などでは、「今後どのようにビジネスとして展開されるか」までを指導しており、単なる知識の提供だけにとどまりません。
かわいい文字の書き方やデジタルスクラップブックの作り方講座なども販売できるため、これまで趣味でやっていたことをサービスに変えられます。コンバージョンを高めるサイトや独自のランディングページの作成も可能です。
カジャビー(KAJABI)
サービスの紹介・特徴
カジャビーは、25,000人以上の経営者の成功を支援してきたサイトです。必要なものはすべてダッシュボードに集約されており、ウェブサイトや製品、マーケティング、コミュニティーなどへ簡単にアクセスできます。
ビジネスに集中しやすい環境が整っている点も魅力です。WordPressやWixとの連携が可能であり、余計な操作や技術に時間を費やすことなく本業に取り組めます。
データ分析機能によってリアルタイムで情報を読み取り、レポートやユーザー予測、顧客の進捗状況を追跡してくれる点もメリットでしょう。現在の動きを感知し、教材販売の売上を高める戦略が備わっています。
オンライン教材を販売する、すべてのツールが盛り込まれたプラットフォームです。
費用
カジャビーには、14日間の無料トライアルがあります。海外クラウドであるサイトに不安のある方は、まずはお試しでテストしてみると良いでしょう。
有料プランはベーシック・グロース・プロの3つが用意されています。ビジネスの成長を手助けしてくれる「カジャビ大学」や、昼夜を問わず質問に答えてくれる24時間カスタマーサービスなど、機能も充実しています。
また、カジャビーの有料プランを使用して教材を販売する場合、取引手数料は0円です。手数料についての詳細は、有料プラン申込み前に公式サイトで確認しておきましょう。
カジャビーがおすすめの人や活用シーン
カジャビーは、製品の提供やメール、キャンペーン、顧客との関係性構築などをオールインワンで提供できるツールです。単なる販売だけでなく、一歩先に進んだ機能性を求める方に向いています。
海外サイトにはなりますがカスタマーサービスにも定評があるため、安心のサポート体制がほしい方にもおすすめです。
マネビ(manebi)
サービスの紹介・特徴
マネビは、日本最大級の動画販売サイトです。簡単に教材を作成・販売・管理ができる上、日本企業が運営しているため安心感もあるでしょう。オンライン教材の配信実績は1,000タイトル以上約5,000レッスンあり、受講者は10,000人を超えます。
スマホやタブレットなど多様なデバイスに対応しているため、場所を問わずに動画視聴できます。音声やPDF、エクセル資料、小テストなど教材をパッケージで販売することも可能です。動画や文章、イラストなど得意分野を活用して、自由な組み合わせでオリジナル教材が作れます。
Google Analyticsのコードを取得している方は、合わせてデータ解析も利用すると良いでしょう。
費用
マネビは初期費用、月額費用が無料のサイトです。成果報酬制を採用しているため、コース掲載に料金はかかりません。ただし「manebiマイストア」の利用には、別途料金が発生するため注意しましょう。
マネビがおすすめの人や活用シーン
ビデオやDVDなどの購読者を増やしたい方や映像の提供に集中したい方に、おすすめのサイトです。シンプルなプラットフォームは使いやすいと評判で、ストレスもありません。
国内最大級のサイトには利用者が多数いるため、集客に悩むこともないでしょう。自分のビジネスや教材を全国に認知させられます。
まとめ
オンライン教材を掲載・販売できるサイトについて、海外サイトを中心にご紹介しました。初心者でも簡単に扱えるプラットフォームを展開しているサイトも多く、無料プランもあります。
受講生や利用者数の多いサイトであれば集客にも困ることなく、良質なコンテンツ制作に集中できるでしょう。外部のプラットフォームを利用して本業の時間を確保し、ビジネスの成功を目指してください。