USPとは?USPを設定するメリットとUSPの作り方

USPは(Unique Selling Proposition)の略称で、自社の商品やサービスが持っている独自の強みを表す言葉です。

ビジネスを行う上で、どういったビジネスを展開していくにしても必ず存在するのが競合他社。

業界によってはシャアのほとんどを獲得している絶対王者的な企業を相手にしなければならないこともあります。

とはいえ、そういった競合他社の存在があるからと言ってその業界から撤退していたら元も子もありませんし、よほど革新的な商品やサービスを開発しない限り、競合他社がいない業界を見つけることはできません。

そこで重要になってくるのがそういった競合他社からどのようにしてシェアを奪い取るかについてですが、その際活用するべきなのが「USP」です。

この記事では、ビジネスをおこなっていく上で欠かすことのできないUSPに関して

USPとポジショニングの違いは
USPを設定することで得られる効果とメリット
USPの作り方

について詳しく紹介していきたいと思います。

競合他社との差別化に頭を悩ませている方はもちろん、これからビジネスを展開していきたいと考えている方もぜひ参考にしてみてください。

USPとは


まず初めに、USPがどういったものなのか概要について解説していきたいと思います。

USPは(Unique Selling Proposition)の略称で、商品やサービスが持っている独自の強みを表す言葉です。

マーケティングの分野でよく使われる言葉ですが、最近は一般的な言葉になってきているので耳にしたことがあるという方も多いでしょう。

このUSPを設定することで他社の商品やサービスと自社の商品やサービスとの差別化を図ることができるようになるわけです。

逆に言えばUSPを設定していないと差別化がおこなえず、顧客に自社の商品やサービスを選んでもらうことができなくなってしまいます。

USPはビジネスをおこなっていく上で、それほど重要なポイントになってくるわけです。

USPはポジショニングと何が違うの?

USPとよく混同して考えてしまわれがちなものに、「ポジショニング」があります。

この2つは似ている部分もあるものの、あくまで違うものになるので、それぞれの違いをハッキリと認識しておいて、混同させないようにしましょう。

ポジショニングとは

USPは商品やサービスが持っている独自の強みだと解説してきました、

一方、ポジショニングは、商品やサービスの強みではなく、自社が戦う場所をあらわすマーケティング用語です。

多くのライバルがすでに存在する分野に入っていく場合、それらのライバルと同じポジションで戦ってもなかなか勝ち目はありません。

そこで自分たちが戦う場所をしっかりと定めて、その分野に興味を持っているユーザーに自分たちの存在を知らしめる必要が出てくるわけです。

例としてホテル業界のポジショニングで解説していきたいと思います。

全国展開してるホテルの中には、リッツカールトンホテルやヒルトンホテルのような高級ホテルもあれば、リーズナブルな料金で泊まれるビジネスホテルもあります。

これらは業界的に言うと同じホテル業界にあたりますが、ポジショニングが全く異なりますよね?

このように戦う土俵をしっかりと決めておく行為が、ポジショニングになるわけです。

USPとポジショニングの違い

USPとポジショニングの違いは明らかです。

USPは商品やサービスにおける独自の強み

そのため、商品やサービスを作る際に必要になってくるものです。

一方ポジショニングは戦う土俵です。

そのため、ビジネスを展開していく前に決める必要があります。

両方ともビジネスを展開していくときには欠かすことのできないものですが、くれぐれも混同しないようにしましょう。

USPを設定することで得られる効果とメリット

USPを設定することで得られる効果とメリットについても詳しく紹介しておきたいと思います。

USPを設定することで得られる効果とメリットは主に以下の3つです。

1. 競合他社との差別化を図ることができる

自社の商品やサービスにUSPを設定することができると他社の商品やサービスとの差別化を図ることができるようになります。

他社の商品やサービスとの差別化が図れるようになると、その商品やサービスの売り出し方も変わってくるので、より的確にユーザーに売り出すことができるようになります。

広告を出す際にはターゲットを絞った上でアピールできるようになるので、かなり大きなメリットになると言えますね。

2. ブランディングにつながる

USPを設定し他社の商品やサービスとの差別化を図ることができるようになると、後々それが自社のブランディングへとつながっていくようにもなります。

USPを設定して商品やサービスを売り出し続けていると、「〇〇な商品(〇〇なサービス)と言えば〇〇だよね」という認識がユーザーの間で広まるので、そのボジションでより自社の存在感を増していけるようになっていきます。

3. 顧客をファン化することができる

USPを設定して商品やサービスに加え自社のブランディングを高めていくことができるようになった場合、顧客をファン化することもできるようになります。

顧客がファン化するとリピーターになってくれますし、新製品や新サービスを発表した際にも興味を持ってくれるようになります。

なかには口コミで自社の商品やサービスを宣伝してくれるようなユーザーも生まれるので、これもUSPを設定することで生まれる大きなメリットの一つだと言えますね。

USPの作り方

さまざまな効果やメリットがあるUSP。

そんなUSOを自社の商品やサービスにも設定していきたいと思った場合は、以下の方法で設定していきましょう。

まず初めに、ターゲットを明確にしていきます。

いわゆるペルソナと呼ばれるものですね。

ターゲットが設定できたら、そのターゲットユーザーが抱えている悩みや叶えたいと思っている願望を具体的にしていきましょう。

そしてそのうえで、その悩みを解決する手段や願望を叶える手段を考えていきます。

その中で、既存の商品やサービスを徹底的にリストアップしていきましょう。

そして、それらの商品やサービスの強みや特徴を洗い出していきます。

そうすると、さまざまなUSPが浮かび上がってくるわけですが、この作業をおこなっていると必ず足りない部分やあると便利な物が見えてきます。

それを自社の商品やサービスに備えることでUSPを確立できるようになります。

参考にしたい秀逸なUSPの事例3選

では、最後に秀逸なUSPをいくつか紹介していきたいと思います。

ここで紹介していくUSPはどれもよく考え込まれたものばかりです。

ぜひ自社の商品やサービスのUSPを決める際の参考にしてください。

1. ドミノピザ

「熱々のピザを30分以内にお届けします。間に合わなかった場合は料金はいただきません」

上記がドミノピザが打ち出しているUSPです。

ピザを早く届けますという部分だけだと競合他社と差別化することはできませんが、間に合わなかった場合はピザの料金が無料になるというポイントをプラスすることで、強力なUSPになっています。

2. FedEx

「大切な荷物を確実に一晩でお届けします」

これは世界的に有名な運送会社であるFedExのUSPです。

安心感と、できるだけ荷物を早く届けたいという顧客のニーズに対応しているUSPとなっています。

3. M&M

「お口で溶けて、手で溶けない」

これは世界中で愛されているチョコレート菓子である「M&M」のUSPです。

これまで手で持つと溶けてしまうのが当たり前だったチョコレート菓子の概念をくつがえす、強力なUSPに仕上がっています。

まとめ

競合他社との競争に負けないために活用していくべきUSPについて紹介してきました。

今回紹介してきたように、USPは競合他社との差別化を図るために必ず設定しておくべきものです。

商品を販売したりサービスを展開していく場合、USPがないと競合他社の商品やサービスと何ら変わりのないものができてしまうだけです。

そうなると、業界大手の企業が販売する商品や展開するサービスには太刀打ちできなくなってしまいます。

そのため、USPの設定が非常に重要になってくるわけです。

ですので、もしまだUSPを具体的に設定できていないというのであれば、今からでも設定するようにしましょう。

そうすることでさらに売上を伸ばしていくことも可能になってきますよ。

会員制ビジネス構築プログラム無料オンラインセミナー


8年連続、月200万円安定させた会員制ビジネスの作り方を期間限定で無料公開中です。

たった7つのステップを意識するだけで構築できる、他では入手できない秘密の会員制ビジネス構築の秘訣を無料で受講できます!

 

ABOUTこの記事をかいた人

アバター

会員制ビジネスマスターコンサルタント■東京下町生まれ東京育ちの江戸っ子■現在21歳大学生の娘を育てるシングルマザー■元板前出身の異色すぎるウェブ系コンサルタント■20代前半に他人の借金の肩代わりで3億円背負うも持ち前の根性と江戸っ子魂でわずか5年で完済■2007年に現在のビジネスパートナー青柳仁子とHito.co(株)設立■8年間継続、毎月200万円を売り上げる会員制ビジネスを運営中