ハロー効果とは?種類やビジネスシーンでの活用方法について解説

ハロー効果とは、ある1つの大きな特徴が、その人物や物事の他の要素に対しても、影響を与えてしまう現象の事です。

私たち人間に備わっている心理的効果の一つであるハロー効果について詳しく解説していきます。ハロー効果の種類やビジネスで活用する場合どういったシーンで活用できるのかなどについて紹介しています。

「あの人とあんまり話したことないけど、きっとこんな人なんだろうな」
「この商品ってあの企業が作ってるんだ。じゃあきっといい商品なんだろうな」

普段生活をしていてこのように感じたことはありませんか?

どちらもその対象のことを良く知らないにも関わらず、相手や商品に対する評価を決めつけてしまっているふしがあります。

これは、ハロー効果と呼ばれる心理によって引き起こされるものなのですが、このハロー効果、実はビジネスシーンで活用していくことができる心理の一つなんです。

そこでこの記事では、ビジネスシーンで活用することで大きな成果を上げることができるハロー効果について詳しく解説していきたいと思います。

ビジネスマンとして活躍していく上で必要になってくる心理学的効果ですので、ぜひ参考にしてみてください。

ハロー効果とは

まず初めに、ハロー効果がどういったものなのかについてみていきましょう。

ハロー効果は、私たち人間に備わっている心理的効果の一つです。

私たち人間には、人や物など、何かを評価する際、評価対象が持つ特定の特徴に印象が引っ張られてしまい、フラットな状態で評価できなくなってしまうという心理が備わっています。

これが、「ハロー効果」です。

冒頭でも紹介した通り、あまり話をしたことがないにも関わらず、その人のことを「〇〇な人」と決めつけてしまったり、初めてみる商品なのにも関わらず、

「〇〇(企業名)の商品なら、きっといい商品なんだろうな」

と決めつけてしまったりするのは、全てハロー効果によって生み出されるものということになります。

ハロー効果は2つの種類に分けることができる

評価対象の特徴にしばられて物事を評価してしまうハロー効果。

そんなハロー効果ですが、実は、

 ポジティブハロー効果
 ネガティブハロー効果

という2つの種類に分けることができるタイプの心理的効果なんです。

ハロー効果を正しく理解し有効に活用していく場合、ハロー効果の種類に対しても正しく理解することが必要になってきます。

それぞれのハロー効果について詳しくみていきましょう。

1. ポジティブハロー効果

2種類のハロー効果のうちの一つ目が、ボジティブハロー効果です。

ボジティブハロー効果というのはその名の通り、その物事の良い特徴に印象が引っ張られてしまうことで良い評価を下してしまう心理的効果のことを指した言葉です。

例えば、明るくハキハキとした性格の人物がいたとします。

大抵の場合、明るくハキハキとしている人物というのは、「元気があってエネルギーに満ち溢れた人」として認識されることが多く、実際にほとんどの人がそういった印象を受けてしまいます。

一度そのような印象を受けると、その人物に対してはその後もポジティブな印象がついてまわるため、自然と評価が高くなり、人事査定で実際の能力よりも高く評価されるなど、プラスの反応が生まれやすくなるわけです。

このボジティブハロー効果は、人物だけでなく商品やサービスに対しても同じことが言えます。

ある特定の企業が販売している商品や展開しているサービスに対して、

「あの企業が作っているならきっと良い商品なんだろう」
「あの企業がおこなっているサービスならきっと良いサービスなんだろう」

といった具合にその商品やサービスに対する第一印象が良い方向に傾倒してしまうわけです。

これがボジティブハロー効果があたえる心理的な効果になります。

2. ネガティブハロー効果

2種類のハロー効果のうちの二つ目が、ネガティブハロー効果です。

ネガティブハロー効果はその名の通り、その物事の悪い特徴に印象が引っ張られてしまうことで良くない評価を下してしまう心理的効果のことを表した言葉になります。

ポジティブハロー効果とは逆に作用してしまうタイプのハロー効果ということですね。

ネガティブハロー効果についても例を出して解説していきましょう。

例えば、声が小さい人がいたとしましょう。

その人物がカフェなどの飲食店やスーパーなどの小売店で従業員として働いていた場合、接客態度に特に目立った問題がない場合でも、接客態度の悪い店員として見られてしまうことがあります。

これは、声が小さいという特徴が接客業で働く上でネガティブにとらえられてしまうことによって引き起こされてしまうものです。

また、人物だけでなく商品やサービスに対しても同じことが言えます。

例えば、大規模なリコールを引き起こしてしまった自動車メーカーがあるとしましょう。

この場合、消費者の中で「大規模なリコールをおこした品質に問題のあるメーカー」という印象が強く残っているため、

仮に文句のつけようのない素晴らしい新車を発表したとしても、正しく評価されず売れない車になってしまう可能性が高くなってしまいます。

ネガティブハロー効果は、こういったネガティブな反応を生んでしまうわけですね。

ハロー効果はどのようにしてビジネスに活用していくのか

ポジティブな反応もネガティブな反応も引き起こしてしまう可能性があるハロー効果。

そんなハロー効果はビジネスシーンで活用していくことができる心理学的な効果ですが、どのような場面で活用していくことができるのでしょうか?

ハロー効果を活用できる3つのビジネスシーンについてみていきましょう。

1. 面接で活かす

ハロー効果を活かすことができるビジネスシーンの一つ目が、「面接」です。

例えば、どうしても採用してほしい企業に就職や転職を希望していたとします。

その場合、面接を受けることになるかと思うのですが、ここでもハロー効果を有効活用することができるわけです。

ハロー効果はその人の特定の特徴によって評価が引っ張られてしまう心理的効果なので、例えば、

 いつも以上にハキハキと受け答えをするように意識する
 清潔感のある格好で面接にのぞむ
 おどおどせず落ち着いた態度で面接にのぞむ

といった点を意識して面接にのぞみます。

そうすると、良い印象がついてまわるため、採用される確率がグッと高まるわけです。

これは面接にのぞむ上で当たり前のことと言えるかもしれませんが、わかっていてもなかなか実践できないものです。

しかし、たった数回の面接を頑張るだけで、ハロー効果によってその後も良い評価がついてまわる可能性が高くなる可能性があるのであれば、頑張ってみる気になるのではないでしょうか?

2. マーケティングで活かす

ハロー効果はマーケティング活動にも活かすことができます。

企業のマーケティング活動では芸能人がイメージキャラクターとして頻繁に採用されますが、あれもハロー効果を狙った施策の一つです。

好感度の高い芸能人をイメージキャラクターとして起用した場合、その芸能人の良いイメージに引っ張られ、その商品やサービスも良い商品やいいサービスだと認識されてしまうわけです。

その他にも、権威性のある賞の受賞経歴を掲載したり、専門家からお墨付きをもらい掲載するといった活用方法もあります。

まとめ

上手く活用すればビジネスシーンでも大きな成果につなげることができる心理の一つ、ハロー効果について詳しく紹介してきました。

今回紹介してきたように、人には特定の特徴に引っ張られて物事を評価してしまいがちな部分があります。

そのため、ハロー効果の性質を良く理解してビジネスシーンで活かすことができれば、きっと大きな成果を出すことができるはずです。

逆にハロー効果の性質を理解できていなければ、なぜそのように評価されてしまうのかがわからず、上手く対応することができなくなってしまうでしょう。

ハロー効果はそれほど重要な人間の心理と言えるわけですね。

その性質を正しく理解していれば、面接や社内での評価、マーケティング活動などに活かすことができるので、どうしても受かりたい会社がある人や出世したい人、マーケティング担当者などは、ぜひハロー効果を活用してみてください。

ちなみに、下記のページではハロー効果の他にも、仕事に活用できる心理学について解説していますので、参考にしてください。

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会員制ビジネスマスターコンサルタント■東京下町生まれ東京育ちの江戸っ子■現在21歳大学生の娘を育てるシングルマザー■元板前出身の異色すぎるウェブ系コンサルタント■20代前半に他人の借金の肩代わりで3億円背負うも持ち前の根性と江戸っ子魂でわずか5年で完済■2007年に現在のビジネスパートナー青柳仁子とHito.co(株)設立■8年間継続、毎月200万円を売り上げる会員制ビジネスを運営中