仕事や趣味、日常生活など長く続けることにおいてモチベーションは重要です。
特に仕事に対するモチベーションが下がってしまうと、会社に迷惑をかけ同僚や社員からも信頼を失ってしまうことにもなり兼ねません。
ただ、あらゆることに対してモチベーションの上げ方を知らない人が多く、途中で挫折したりあきらめてしまうということもあります。
そこでこの記事では、どうやってモチベーションを上げたらいいのか?その方法は?などの疑問にお答えします。
・モチベーションを上げる6つの方法
・モチベーションが上がらない理由
・自己暗示をかけることも重要
・ポジティブシンキングにする
・モチベーションを上げる源は「欲と暗示」
誰でもできる簡単なモチベーションの上げ方を紹介します。
目次
モチベーションを上げる6つの方法
モチベーションの上げ方が分からず悩んでいる人にも簡単にできる6つの方法です。
目標を決める
自分のやりたいことや、やらなければいけない仕事などに対し「目標」を決めましょう。ただし、あまりにも非現実的な高すぎる目標では、逆にモチベーションは下がってしまいますので注意が必要です。
この目標を決めるとは、「現実的で確実にクリアできる目標」のこと。例えば、仕事なら最終目的までにやらなければいけないことを分けて、1つずつ実行していくとそれぞれの達成感が得られ、モチベーションが上がります。
普通に考えても、何か1つのことを達成すると気持ちがいいですよね。内容は重要なことではなくてもいいのです。要は「達成感を得る」ことが重要で、「次も頑張るぞ!」という気持ちが大事なのです。
ご褒美を決める
典型的ですが「ご褒美を決める」というのは、よく活用される方法です。子供には勉強したらお菓子やおこずかいなどのご褒美をあげる、という方法でモチベーションを上げます。
大人なら、「この目標を達成したらお寿司を食べに行く」や「旅行に行く」など、自分が普段できない、していないことをご褒美にすることで「頑張ろう!」と気持ちを奮起させます。
何気にこれが一番モチベーションを上げるのかも知れません。メリットがあるとないとでは成果が違います。
とにかく行動する
これはその通りで、「とにかく行動する」ことです。趣味など自分が好きなことは時間があるときにしてもいいですが、仕事の場合はそうはいきません。
時間は待ってくれませんし取引先も待ってはくれません。まずは「行動あるのみ」です。
好きなことを仕事にしている人はいいのですが、それはラッキーな一握りの人でしょう。
大半は何かしらを妥協して仕事をしているのが現状です。例えば、「仕事内容は好きじゃないけど給料がいいから」「残業は多いけど休みや福利厚生が充実しているから」など。やりたくないと言えないのが仕事です。
行動して一つずつ仕事をこなしていくことで、先ほどもお話した「達成感」を得られます。自分に自信がつき上司には褒められ、会社には利益があがるという良い連鎖が生まれ出世するかも知れません。良いことづくしなのです。
また、家の水周りなど汚れている箇所を掃除するのもかなり面倒な仕事の一つ。しかし、一度行動してしまえばみるみるうちにキレイになって気持ちがいいものです。
いずれにしても、行動することは成功や達成感を生む一つのステップであることは間違いありません。モチベーションが上がらない場合は何も考えずにまずは行動してみましょう。
音楽を聴く
音楽はよくスポーツ選手などが試合前にモチベーションを上げるために活用しています。試合前にイヤフォンをして、会場へ入場する姿や映像を見たことがある人もいるでしょう。
邦楽、洋楽、リラクゼーション系など自分が好きでテンションが上がるような音楽が望ましいです。モチベーションを上げるほかに、気持ちをリラックスさせる効果も期待できるので、不安で気持ちが下がっているときなどにも効果的です。
香りをかぐ
香りは脳にさまざまな刺激を与えると言われており、モチベーションを上げるのにも活用されます。
アロマやお香などで癒しやリラックス効果も期待できます。気持ちがリラックスすれば、不安や恐怖心なども落ち着きモチベーションを上げる一つの要素になるのです。
成功した自分をイメージし、今の自分を引っ張る
イメージトレーニングなどにも利用されますが、意外と重要な要素です。
これから始めることや目標の先に、自分が成功しているイメージを持って、そこから今の自分を引っ張り上げるようにイメージすることで、「よし!そこまでいくぞ!」とやる気が出てきます。
モチベーションが上がらない理由
逆にモチベーションが上がらず下がってしまう理由とは何でしょうか?
目標が高すぎる
目標を持つことはモチベーションを上げるのに最適なのですが、「高すぎる目標」は逆に現実味がなくイメージしにくいため、せっかく上がったモチベーションが下がってしまう可能性があります。
例えば、「1週間で10kg痩せる!」などとてつもなく無謀な目標では、1日で1kg以上減量しなくてはならず到底難しい上に、無理をして逆に健康を害す恐れも。
ダイエットなら10日で1kgなどゆっくりと進めていき、達成していくことで「次の1kg」の目標が楽しくなるのです。
「即効性」を求めたい気持ちは分かりますが、一つずつコツコツとこなしていくことで先が見えやすく達成もしやすいのでやってみましょう。
最初からあきらめている
何に対してもですが最初の気持ちが大事です。高すぎる目標も同じですが、「どうせ」や「自分には無理」など最初からあきらめている感情は何も生みません。
目的や目標に近づくためには、「あきらめない気持ち」が大事なのです。また、多くの成功者が、あきらめずに行動したことで成功しています。
環境が悪い
仕事、趣味、日常生活など全てにおいて「環境」は大事です。勉強をするなら静かな環境、仕事をするならはかどりやすい環境など、人や場所、音などが関わっています。
あまりにうるさい場所では、勉強も仕事の打ち合わせもできません。自分にとって1番良い環境を選ぶことが作業の進み具合を左右します。
欲がない
そもそも欲がないという人は、「スピード」「量」「質」が低下します。
人間はある意味「欲の塊」です。欲がなければ、働くことも食べることも寝ることさえも興味がなくなっていまいます。
欲深い人はあまり良い印象ではないかも知れませんが、何か目標を持つときは欲が役立ってくれるので大いに利用しましょう。
意志が弱い
意志が弱い例でよく挙げられるのが、「ダイエット」や「禁煙」です。つい「少しなら」「今日だけ」という意志の弱さが、成功を遠ざけます。
本当に目標を達成したいという強い気持ちが成功に導くのです。ときには自分に厳しくなってみましょう。
自己暗示をかけることも重要
自己暗示=怪しいと感じる人もいるかも知れませんが、実はモチベーションを上げるにはとても大事なこと。「自分ならできる!」「自分にしかできないんだ!」といったプラスの思考を自分に言い聞かせるのです。
「マインドコントロール」という言葉はあまり良いイメージがない人も多いですが、マイナスなことだけではありません。「プラス思考」をマインドコントロールするのです。
鏡に映る自分に向かって「○○(自分の名前)ならできるよ!」など、笑顔で自己暗示をかけることでテンションを上げます。単純だと思うかも知れませんが、意外と気持ちが高ぶりやる気が出てくるのです。
ポジティブシンキングにする
いつも自分に自信がなく「どうせできない」「うまくいかない」などネガティブな思考は、何もプラスにならずそれどころかマイナスな結果になりかねません。
「言霊(ことだま)」という言葉がありますが、自分が口に出したことや心から願って行動したことは実現すると言います。
考え方をポジティブにすると、今まで落ち込んだり悲しんだりしていたことも「経験の一つ」として考えられるようになり、強い精神力を作ることができるのです。
モチベーションを上げる源は「欲と暗示」
モチベーションを上げるための基本は、その目的や目標に対しての「欲」と、自分の気持ちを高ぶらせる「暗示」です。
その方法はさまざまですが難しいものではありません。
■「実現的で明確な目標を決める」
■「ご褒美を決める」
■「とにかく行動する」
■「音楽を聴く」
■「香りをかぐ」
■「自分が成功したイメージを持って今の自分を引っ張り上げる」
という6つの方法を紹介しましたが、どれも今すぐにできることばかりです。
そしてこれらのことを「あきらめないこと」です。自分ができることから始めてみましょう?
モチベーションを維持する【5つのコツ】に関しは下記のページで詳しく解説していますので、参考にしてください。